計算誤差について

ご存知だとは思いますがコンピュータープログラムでは整数は大丈夫なのですが小数点以下の計算には計算誤差というのが必然的につきまといます
これは小数点以下の数値を2進数で表現するとき連分数で計算するので大部分の数値が無限に計算しても終わらない数値になり途中で計算を打ち切り丸めます
そこに誤差が発生します
セルロイドでは数値をIEEE 754 規格浮動小数点を使っています
誤差は小数点以下15桁ですが小さな数値でも計算のやり方では大きな誤差に拡大することもあります
とはいっても正確な数値はビジネスでは必要なので金融関係などより確実な精度を求められるプログラムでは内部で特殊なアルゴリズムやプログラム言語の用意した特殊な命令で数値を計算しています
携帯のプログラム言語にはそうした命令は用意されていないので自前で誤差を修正しなければならないのです。
そうすると表計算では処理スピードがネックになります。
Excelでも金融関係の関数のみそういう処理で他の計算では誤差が発生しているようです
なのでセルロイドを仕事にもし使われるときでも参考程度にとどめて後から再計算したほうがよいと思います

PCでアクセスできる方はわかりやすいサイトがあったのでこちらを参考になさってください